7月(デザイン)

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地域イメージを活かす 景観色彩計画

地域イメージを活かす 景観色彩計画

⇒以前ブリュッセルに旅行に行った際、街並みの美しさに感動した覚えがあります。
古い建物が立ち並んでいる観光地もそうですが、新しい建築物を含めた町の屋根がどれも赤茶色で、統一された景観に独特なものを感じました。
どうやらヨーロッパの多くの町では法律で屋根の色が制限されているようです。「黄色だけOK」、「赤茶色〜灰色にすること」などなど…
日本でも昔は茅葺屋根や江戸の長屋のように統一された景観があったかと思いますが、建築技術の進歩に景観への意識が追いつけなかったのか、はたまた建物の色がバラバラで派手な看板やネオンに彩られたほうが日本人の好みに合ったのか、スカイツリーから東京の街を眺めても(受け止め方に個人差はあるでしょうが)景観が美しいとはお世辞にも言いづらい状態です。
この本では美しい景観を生み出すためにプロの目で色彩を見極める学習ができます。自分が街づくりに関わるとして、その街にどんな色を見出すのか、考えてみるといいかもしれません。