11月(デザイン編)

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→当館でも終刊まで購読していた雑誌『Intercommunication』で連載された記事の集成です。
厳密にはデザインについてではなく、3人+αをリンクさせ同時代性や思考を辿る比較論文です。
内容はかなり難しく…と言っても哲学的な内容であるとか専門用語の羅列という意味ではなく、ゴダールらの著作への言及が非常に多く、その作品を【読んで/見て】なければ理解できない箇所も多いです(私はそうでした)。
ただ、『Intercommunication』自体があらゆるジャンルを扱い「そのジャンルに暗い」読者にもインスピレーションを与えるような構成だったのと同様に、知らなければ知らないでその作品やアーティストへの興味をそそられる本だと思います。