日米欧のスマートグリッド政策と標準化動向2010ほか

日本を含め世界的にスマートグリッドの研究がブームになっており新聞などでも頻繁にこの単語を見かけます。
2009年以降、アメリカ合衆国オバマ大統領のグリーン・ニューディール政策の目玉となる技術のひとつとして急速に注目されるようになったスマートグリッドですが、国内の送電網を根本的に変えるこの政策、完成は2030年が視野になっているようで、かなり長期的なものだったんですね。

日米欧のスマートグリッド政策と標準化動向2010(CD+冊子)

日米欧のスマートグリッド政策と標準化動向2010(CD+冊子)

スマートグリッドの仕様などの技術的な側面、各国の取り組みや問題点について現状が記載されています。
一般向けでなく研究者向けの濃い内容なので本格的にこの領域に手を付けたい方は是非読んでください。
しかしなによりすごいのはこの資料の95,000円という価格です。

p.82から「21世紀のスマート・グリッド」という特集が組まれています。
スマートグリッドが注目されるきっかけとなった大停電についてなど、アメリカ視点で分かりやすい文章で書かれています。
アメリカの送電網図は圧巻です!なぜアメリカでスマートグリッドが提唱されるのか感覚的に掴みやすいと思います。
 
この他図書館では入門書も配架してあります。
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