2008年度貸出ランキング第7位

　昨年度の貸出ランキング第7位は『情報セキュリティ概論』《図書館蔵書検索（OPAC）》です。本書は本学情報アーキテクチャの瀬戸教授の著書であり、『ユビキタス時代の情報セキュリティ技術』《図書館蔵書検索（OPAC）》の改題改訂版です。

情報セキュリティ概論

　「瀬戸先生の情報セキュリティの本はどこですか」という問い合わせが何度か続いたので私も場所をすっかり覚えてしまいました・・

　瀬戸先生からいただいたコメントは以下。

　本書は、産業技術大学院大学の情報セキュリティの講義ノートをもとに構成されている。内容は、暗号、認証、電子透かし、バイオメトリクス、ISMS、情報セキュリティ実装保証、さらには最新トピックスであるプライバシーまで，情報セキュリティで扱うべき事項が約380頁の中にまとめてある。章末には、初級、中級、上級の各レベルの演習問題が掲載されている。 また、各章の執筆は、私のほか、各分野で実務に関わった企業研究者などが担当しており、最先端の内容となっている。
　本書は、企業の社内教育をはじめ、首都大学東京、慶應義塾大学、国際基督教大学などの大学での情報セキュリティ教科書として利用されている。
　本学の情報セキュリティ教育では、情報セキュリティの概論（本書の内容相当）を学んだあと、リスクマネジメント、情報セキュリティ実装保証の講義がある。さらに専門の講義の教科書として、以下の姉妹書がある。

情報セキュリティの実装保証とマネジメント

『情報セキュリティの実装保証とマネジメント』は数日中に配架します（2009/08/01）。すでに配架されています。